テキスト文章

下品な記事を書かないと死ぬ、と組織に脅されて仕方なく書いています。

歯形

毎朝トーストに変わった歯形をつけることで有名な下の右の前の部分の付け根から手前に突き出ていた親知らずがもうない。
血のかたまりと一緒に飲み込んだのかもしれない。


私は風邪をひかないので、部屋の机の一番大きな引き出しの中にはいままでもらったすべての風邪薬が箱ごといっぱい詰まっているが、
庭と駐車場の境界にある芝が生えていない土のところには私の家族何人かの抜けた歯が埋まっている。
前歯が抜けたときは土に穴を掘って埋める。曾お祖父さんも同じようにしていた。