テキスト文章

下品な記事を書かないと死ぬ、と組織に脅されて仕方なく書いています。

春の妖精の悪戯物語

「ウワーイヤダカフンヤメロネコソギ

可読性が低いからひらがな要員とかなんかよくわからないことをいわれて連れてこられたんですけどうわこれは本当に可読性というか頭が悪そうなところに来てしまった次の段落どうしようというのが第一印象でした。 10文字中10文字を片仮名で埋める勇気は耳鼻科行くのに使え。

「オオ〜ッココガジビカカー」

ここは耳鼻科ではない。

「スミマセンカフンヲコロシテセイギヲカチトルズビビ」

猫とかかわいいけどきれい好きじゃないと飼い主すぐアレルギーなるじゃないですか。私の父親の娘に弟がいるんですけど、そいつは月に一回しか掃除しないタイプのゴミクズだったのですぐ鼻水とか垂らし始めたけど猫かわいいからしょうがないよねって思えるところが猫のかわいいところなんですけど、ところが花粉ゲフンゲフン、じゃなくて春の妖精のいたずらは別に可愛くもなんともないからよくないんだとおもいます。わたし猫の集会の中に身を潜めることをおすすめします。そうすればきっと、うわあかわいいなあ全身がかゆいわ喘息になるわで生きているのが辛いけど猫いっぱいいるしいいかってなって思って花粉も別にどっちのせいなのかわからなくなってるから辛くない。いやつらいけど。花粉のせいで辛いんじゃない。猫を選んだせいで辛いのであって、ここから立ち去ればすぐに収まるのだからあたかも購買欲を満たすかのように何かを失うことで何かを手に入れているという欲望を建前にできるのではないのでしょうか。はい。できません。

「アキノヒノコダチヲ、スウットツメタイカゼガクグリヌケテイク、ソノトナリヲカラッポノバシャガヒズメヲナラシテハシッテイクオトハケイカイデサビシイ。ソレハツメタイフユノオトズレガサビシイノデハナイ。コノ、フコウ トモヨメルカフンカラモットモトオクニイルキミガモウ、オワッテシマウカラダ」

一度に来るな読めん何回かにわけろ。そういうわけで既に冬が待ち遠しい諸君らにとって寒いのに花粉が飛んでいると一つも楽しくない。寒いのはわかる。うわあーさむいーやだーとなる。そして春の暖かさのやわらかい昼寝と、一緒に訪れる春の妖精の悪戯のうわおめめーかゆいよーのくるしみは相殺しあって猫を選んだ購買欲のようにぼくらを癒やすはずだった。でも、昼寝に十分な暖かさから遠く離れた2月の冷たい風がただつめたいだけならいいのにどうして花粉を飛ばすんだ。もう少し我慢できないのか暖かくなるまで。そうすれば怯えるわたしたち被害者のメルマガ会員はやったー春の暖かさのやわらかい昼寝だ!といっしょにオオ〜ッココガヤダーを受け取ることになるのだから。けれどももう少し我慢の出来なかった暖かくない2月の花粉はただただヤダーにヤダーを重ねただけのヤダヤダヤダー。誰がこんな季節を望んだんだ。え?トイレ掃除とその後の綺麗なトイレから、綺麗なトイレだけをすっかり奪いとったようなこんな季節を、望んだのは誰だ。僕じゃない。誰だ!

「フハハ、ソレハワタシダ」

お前かよ