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ひとのことをきにする余裕がなくて
うわあこいつはいやなやつだなあとみなみなからおもわれているであろう
ではいままではどうだったかのか
いままでもべつにおもいやりなどなく
ひとにきらわれないようにふるまっていただけだ
こんかいそれどころではなくなったので
たにんにめいわくをかけていやなおもいをさせないように
みずからをかえりみるどりょくを
やめた
このようにかんがえると
ああ、あのときとてもいやなおもいをさせてくれた
ころしてもりょうしんがいたまないあいつや
みっかぐらいゆうきゅうをとってせっきょうをしたい
あいつへのうらみが
かいしょうされるかもしれない
つまりあいつは
ほんにんにとってはとてもだいじな
なにかにいっしょうけんめいだったので
わたしにころしたいほどにくまれることを
かんがみても
そのこうどうを
やめることが
できなかったのさ